僕にとって2018年記念すべき最初のライブはMando Diaoとなったin名古屋クラブクアトロ
本日はジャパンツアー(渋谷2days→名古屋→梅田)の3日目にあたる。
Mando Diao
をご存知だろうか。
The Hivesと並んでスウェーデンを代表するロックバンド。サマソニ以来、8年ぶりの来日公演なんだとか。
僕はMando Diao派。OasisとBlurならOasis派。
2018現在まで8枚のスタジオアルバムをリリースしているが、僕はBring Em in、Ode to Ochrasy、Give Me Fire!の3枚しか聴き込んでない。
ついていけるか不安だったが、ライブはそれも杞憂に終わったほどの熱狂だった。
様々なメンバーが加入脱退を繰り返し、以前からサポートメンバーであったイェンス・シヴァルステッドが正式加入し、新体制を迎えた彼ら。2015年には、グスタフ・ノリアンが抜けてどうなるかと騒がれていたがそんな声を一掃するパフォーマンス。
迷走との評判を耳にすることもあったのは、奇抜でサイケなジャケットのアルバム、InfrusetとAlelitaあたりか。曲の好みが分かれそうとの判断なのか、ここからの曲はセトリに組み込まれておらず、キャッチーでノリの良いナンバーが中心だった。
そんなこんなでざっくりライブレポ。
レポ
照明が切り替わり、颯爽と登場したメンバー。目の当たりにすると高揚した気持ちに。そのステージ映えする姿になんというか久しぶりに、ライブ来た感を味わう。
最新アルバムGood Times収録曲アップテンポなナンバー、All The Thingsで観客が温まり、続く1stからのキラーキューン、Sweet Sideが鳴り響いたところで会場のボルテージも一気に最高潮へと達する。
日を同じくしてFoster the Peopleも来日中だった。彼らのジャパンツアーとも日程まるかぶりだったので、苦渋の選択をした方もいたことだろう。ただ、こっちを選んで完全に正解だと確信した瞬間だった。
初期の頃の荒々しいガレージロック曲は健在で、ビヨルン・ディクスクウォットも、前に来いとのジェスチャーとともにガンガンに観客を鼓舞。また、歌うよう煽るなど、日本人だとかはお構いなしに対等にぶつかってくる。そんな全力のステージングを展開してくれた。それに呼応するようにして熱狂も増し、徐々に観客全体が前方に押し寄せる形になっていく。
観客とも、終始近い距離で接してくれるビヨルン。MC中に誕生日だとわかるお客さんがいるとバースデーソングを合唱する流れにはほっこりした。
とはいえ、全体的に客入りが少なく寂しかった。しかし、それ故なのか観客一人一人に話しかけるMCも多めで、笑いにも富み、和やかな雰囲気が印象的だった。
Good Times収録曲を含む新旧幅広いサウンドを、間髪入れず出し惜しむことなく披露していく。
Give Me Fire!からの名曲、Gloriaでは、「Gloria」の部分を観客に委ねるコールアンドレスポンスで、会場が一体感に包まれ、ラストはOchrasyで聴かせて魅了してくれた。
余韻に包まれながらも、名残惜しむアンコール拍手が自然と始まる。それが鳴りやまぬうちに、すぐさま再登場してくれたメンバーに沸く場内。
アンコール一発目、満を持して投下されたThe bandで盛り上がらないわけがない。ちょっと泣きそうになった。
最近MVが公開されたShakeと続き、本当のラストDance With Somebodyで本日一番の盛り上がりをみせ、締めくくられた。
一気に駆け抜けて、あっという間に感じてしまった大満足のライブだった。とっと仕事を切り上げてきた足を運んだ甲斐があった。音源よりライブで栄えるバンドだと改めて認識した(大抵がそうとかいわないで。)
Mando Diao Set List NAGOYA CLUB QUATTRO 2018/1/11
Intro
San Francisco Bay
All The Things
Sweet Side
Good Times
All My Sences
Dancing All The Way To Hell
One Two Three
Mr Moon
Break Us
Voices On the Radio
Watch Me Now
Down In The Past
You Got Nothing On Me
Gloria
Ochrasy
—Encore—
The Band
Shake
Dance With Somebody
最後に
ひとつ気になったのは、客入りの悪さ。次回は名古屋飛ばされかねないほど閑散としていた。とにかくみんな来て。かっこいいから。来て。
そしてとにかく聴いてほしい。おすすめアルバムは1st Bring Em in。
かっこよすぎる。特に1曲目Sheepdog
UKではないけど、UKロック好きには刺さると思う。そして知らぬ間にハマっていくはず。
おわり。
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