かつて読書感想文が嫌いだった僕がブログで本の感想や書評を書く理由

  • 2019.03.27
  • 2019.08.26
  • 読書
かつて読書感想文が嫌いだった僕がブログで本の感想や書評を書く理由

このブログでは、いくつかの本の感想や書評なるものを書いてきたが、僕自身、学生時代は読書感想文が嫌いだった。
というか読書感想文って書く意味あるの?とすらずっと思っていた。

そんな僕がこのブログで読書感想記事を自ら望んで書いている。面白いことだ。

ということで本の感想や書評を書く理由、あるいはメリットについて書いていこうと思う。

本の感想を書く理由、メリット

本の内容を理解しているか確認できる

「理解する」ということは、その本を全く知らない人に説明ができて、初めて「理解した」といえると思う。

何か本読んで学んだ気になったり、得た気分になたったり、博識なった気に陥いったり、するかもだけど、実際にその気になってるだけってことがある。

ブログに書くことは、自分がどこまで本の内容を理解しているかをはかるひとつの指標になる。

本当は、誰か人に説明してみるのが一番いいと思う。しかし、実際には読み終わった直後に都合よく話せる相手はいないことがほとんどだし、いたとしても興味もない話を聞かされる相手の身も案じてあげなくてはならない。

そんなときブログは、思ったこと、感じたことを好き勝手に吐き出していくのに最適のツールなのである。

その本で得た教訓や考え方を定着させる

読むだけに留まらず、考える→文章化するという作業。いわゆるアウトプット作業。

ブログは、人に読まれることを意識して書く以上、ある程度考えをまとめた上で発信することになる。
この作業の本の内容を思い出す+考えるという過程が記憶の定着に一役かっていることになるのだ。

個人的に思うことだが、本を読み終えた直後って読み終えたこと自体に達成感と心地良さを感じてしまう。
この読後の感覚に満足しただけで、本の内容を振り返ることはしない。すぐさまコレクションのように本棚へ飾られる。これはほんとうにもったいない。

本来得られたはずの知識や考え方が忘れ去られて「あれ?あの本ってどんな内容だっけ?」ということが起きる。

実際、人からこの本ってどうだった?とか聞かれてスムーズに説明できるかって話。

なんか頭良くなった気がするが、実際には何も得られていないというなんとももったいない状態だ。

そんなことを防ぐための手段として、ブログを書く。もう一度、本の内容を思い出して、まとめて、文章化して、本から得たものを自分のものにするのだ。

読んだ本の記録ができる

ブログを始める以前に読んだ本も含めて今まで読んだ本は数えきれないが、ここで書いている読書記事は大した数はない。

その中でも、記事にしているということは少なからず、記事にしようと思っただけの印象が残った本だからだ。

そんな自分にとって記事にするだけの意味があった本を一覧にしてブログとして記録できるのは、なんとなく気持ち良い。

感想や批評に関しての反応が得られる

こうやって発信していると、このブログを読んでくれた人から感想がくる。(稀に)

コメントをもらうことは本当にうれしいし、また更新しようという原動力になる。
読者の方と交流することでおすすめの本を教えてもらったり、違う考え方に触れられたりととても良い刺激になる。

同じ意見は自説の強化に繋がるし、違う意見に触れることはまた新たな視点の発見に繋がる。と良いことしかない。

 

以上、そんなメリットがあるよという話でした。

ブログでなくてもツイッターやらのSNSとかでも「こんな本読みましたよ」と発信するだけでも十分意味があると思う。それは大それた文章でなくても、面白かったところ、印象に残ったところ、考えたこと、学んだこと、なんでもいい。それで読んだ本が自分にとっても意味のあるものになると思う。

それでは。

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