投入堂とは?景色で感動したいなら行ってほしい絶景スポット!

投入堂とは?景色で感動したいなら行ってほしい絶景スポット!

投入堂とは?

皆様、投入堂はご存じだろうか?

投入堂とは、鳥取県の山奥にある断崖絶壁に佇む建築物である。


死亡事故も起きている投入堂は、世界一危険な国宝として知られている。

辿り着くまでの道のりは修行そのもの。


参拝するというより、そこに至るまでの過程がメインイベントとして、いわばちょっとした主修行登山と思い、心して目指した方がいい。

今回はそんな投入堂へ行ってきたので、レポートを記したい。

投入堂へ入山の際の事前準備

必要な人数

2人以上で行く。
そう、安全上の理由から1人での入山許可は下りません。一緒に行く人のいない寂しい人は同じような人をSNSで募ったり、現地で見つけて組んでいきましょう。
投入堂

アクセス

鳥取県東伯郡三朝町三徳1010

駐車場は近くに無料のものがあります。

参拝時間

投入堂参拝受付時間は、8時から15時までです。

入山料金

大人 800円
小人(小中生) 400円

服装

投入堂
基本は両手が使える動きやすい恰好。

僕はリュック+半袖+長ズボンで行きました。
本当は長袖が理想だと思います。

投入堂
HPには、金具の付いていない登山用シューズと記載があります。

スニーカーでもOKだが靴底に凹凸のあるもの。靴底がすり減っている場合はNG。
でも、線引きは曖昧で、チェックする人に寄りけりなのかも。
友人はコンバースのハイカットのオールスターで普通にOKもらってた。

入山許可が下りない場合は現地で購入できるわらじに履き替えることで対応できる。
ただ見る限りはわらじの方が歩きにくそうに思えたので、許可の下りる自分の靴で臨んだ方が無難でしょう。

投入堂

軍手、手袋

必須ではないがあった方がいい。

飲み物

道中は買うところがなので、持っていきましょう。

その他

わさげ

六根清浄と記されたわさげが貸与される。

投入堂

トイレ

途中にないので済ませていきましょう。

杖、ストックの禁止

両手はあけましょう。

所要時間

往復で1時間半~2時間かかるとされています。

実際に
入山時間と下山時間を受付に記入するのですが、

 

入山時間9:38

下山時間11:26

 

と1時間48分の時間を要しております。成人男性2人で行ってこの時間かかったので、ご参考にしてください。

投入堂のおすすめ訪問時間

・参拝受付時間は、8時~15時

・所要時間約2時間

ということを考慮するとやはりなるべく朝早くから行くことをおすすめします。その際は、事前に投入堂周辺に宿泊することが無難でしょう。

 

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投入堂までの道のり

準備を整えたところで、いざ参る。

 

投入堂

 

・・・

 

なんだこれ・・・

 

いや、正直なめてた。。

 

年配の方とか結構いるし、余裕で行けるだろうと思っていたがにきつい。そして普通に危ない。

投入堂

投入堂

投入堂
簡易的な順路があるだけで、補装されていない道を進んでいきます。横を見れば、山の急斜面。足元は湿っていて、常に滑落の危険と隣り合わせです。

木のツルを踏み台にしたり、掴めそうな枝を探して慎重に登っていきます。
想像以上の難易度に驚いていたのですが、これは序の口でした。

クサリ坂

投入堂
その名の通り、ほぼ90度の斜面をこれをつたって登っていきます。
何か修行しているかのよう。

投入堂

投入堂

投入堂

投入堂

しばらくこんな感じの道?が続きます。

これが両手はあけておくべきという忠告の意味かと知りながら、クサリをつたっていきます。
岩肌むき出しで怪我の危険も伴う。パワーでもっていく。
もはや訓練。いや修行。

 

そして少々ひらけた場所に到着する。

投入堂

土足厳禁だが、周りに入ることができます。

しかしそこは欄干なし。落ちたら命はない高さから絶景を味わうことができます。

投入堂

マジでびびって内側を歩いていた。
山の澄んだ空気相まって開放的な気分になれる。

景色よりもスリルを楽しめる。

投入堂

 

歩を進めると鐘のある場所。

投入堂

投入堂

 

そろそろ到着か思いきや、まだ。

投入堂

裏を通過するだけだが、足元ぬかるみと光が一切入ってこなくてつい慎重になる。

 

そして、ついに投入堂の看板を目にして、期待に胸が膨らむ。

投入堂

ぬかるむ道が行く手を阻む。

慎重にならざるを得ない。

投入堂

 

そしてそのときはふいに訪れて、視界にその姿を現した。

投入堂

 

すごい(語彙貧)

 

その感動は実際に観ないと伝わらない。
写真で伝えることはできない。
ここまで険しい道のりを経て、苦労して辿り着き、目の当たりにすることで得られる感動だ。

投入堂

この写真を見ることで今でも初見の感動をしみじみと思い返すことができる。

ひとしきり、楽しみ様々な角度から撮影しまくる。
余韻に浸り、さあ帰るかと思い立った時に気づく。

 

「また今来た道を戻るのかと・・・」

 

行きはよかった。

まだ見ぬ目標を掲げてひたすらそれに進む。
つらいつらいと文句言いながらもアスレチック感覚の登山道をなんだかんだ満喫していた。
文句を垂れていても最後は歩くしかないでの帰路を行く。

そこは文字通り

下山道なので下る道です。
さっき通った道をクサリを使って降りて行ったり、滑りやすい斜面を目標なくただただ帰っていきます。

投入堂

実際に滑って転倒している方も目にしました。本当に危険だと思います。

投入堂 まとめ

繰り返しなりますが、到達したときの感動はそれまでの苦労も吹き飛ぶ最高のスポットです。
ある程度の体力と時間を使いますが、それに見合うだけの感動な体験をを得ることができる超絶におすすめの場所です。

ちなみに、みてみたいけど、登山はしたくないっていう人用に遠方から投入堂を眺めることができる遥拝所があります。

だが、険しい道のりを攻略したその先に辿り着く投入堂が感動的なので、是非とも登っていただきたい(何回言うんだ)

 

着替えを済ませ、さらに東へ、鳥取市を目指す。

今回の旅行のまとめております。周辺観光のご参考にどうぞ。

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