【冬の東北旅行記1】雪の中の松島、福浦橋、銀山温泉を観光した

【冬の東北旅行記1】雪の中の松島、福浦橋、銀山温泉を観光した

早起きして出かけると得した気分になる。

時刻は11:30。いつもはまだベッドの上からの脱出さえもままならない時間だ。
そんな時間にずんだ茶寮 仙台駅ずんだ小径店で優雅に、そして勝ち誇ったかのようなドヤ顔でずんだシェイクを味わっていた。

早朝に愛知県を出発して、新幹線を乗り継ぎ、原因不明の腹痛に悩まされながらも遥々ここまでやってきた。

これは、愛知で無慈悲な労働を強いられて毒されてしまった男が、日常に癒しを求めてなるべく会社から遠いところを旅しようと試みた記録である。思い出しがてらに書いていく。

とりあえず、ずんだシェイクはまじで美味かった。
帰りの新幹線に乗るときも買ったくらい美味かった。
詳細についてはこちらでまとめています。

関連記事>>仙台駅構内で買えるずんだシェイクがうますぎた。種類は?値段は?

日本三景、松島

同行者である友人と合流して、取り急ぎレンタカーを借りる。最初に向かったのは無難に松島。無難の極みだ。

仙台へ来たら誰しもが訪れるであろう王道的観光スポット。

しかし、こう言っては失礼かもしれないが、日本三景に位置づけられてはいるが、その中で最も知名度が低いのではないだろうか。

松島を訪れたのは二度目だが、改めて思うことはやはり地味だということだ。

そのときは遊覧船に揺られたりしてみたが、今回はスルー。

代わりにすることといえば、新たな趣味として始めた写真を撮ることだ。

いいアングルから撮りたいものだが、初心者の僕はここぞという撮影スポットを見つけることができず、呆然と立ち尽くし、ただただ2月の冷たい風に吹かれていた。

ここに載せるような納得のいく写真を撮ることはできなかったが、後から調べると松島四大観と呼ばれるビュースポットがあるらしい。

・壮観 大高森
・麗観 富山
・幽観 扇谷
・偉観 多聞山

という4つの高台が存在する。地名からしてかっこいい。地名からして明らかに良い写真が撮れそうだ。行けばよかったぜ。

三脚を担ぎカメラガチ勢感を醸し出しながらも下調べもなしに来たのであるが、その行き当たりばったりさもまた、いとをかしなのである。

景勝地、福浦橋&福浦島

これといった収穫もなく、不完全燃焼拍子抜け感は否めないが、松島から移動して向かうのは福浦橋。あるいは福浦島。
向かうといっても徒歩5分くらいに位置している。

凡人は松島での観光に満足し、出店で焼きカキを食ってご満悦の様子で引き返していくのだが、僕くらいのレベルになると福浦橋まで観光するのだ。

ここは穴場的観光スポットで結構空いている。

通行料金200円を支払い、252mに及ぶ橋を渡る。
福浦橋

朱塗りの橋は否応がなしに写真映えする。曇り空ということもあるが、若干写真が暗い印象を受けると思う。何故なら誤って設定で露光を下げすぎていたからだ。

橋を渡り切った先が福浦島。童心に返って探検するつもりで散策。島からは松島の眺望を楽しむことができる。

何をしたというわけではないが、なんだかんだで15:00くらいまで島中を練り歩いていた。

さすがに腹も減ったので、あまり選り好みせずに、客引きにばあちゃんに誘われるがままに観光客向けの定食屋へと入店する。

無難に牛タン定食を食べる。
シンプルにうまい。
牛タン定食

しかし、それ以上に美味かったのは、その通り沿いにある牡蠣カレーパンだった。

牡蠣カレーパン

牡蠣カレーパン

良い感じの時間になってきたので、ここからこの日のメインである銀山温泉へと車を走らせる。

山形県尾花沢市にて冬の銀山温泉を撮影

18:00過ぎに到着した。観光バスでの団体客と入れ違いの形になったので、良い感じに閑散としている良い時間に来れたと思う。

そしてここですることといえば、やはり写真を撮ることである。温泉や旅館や飯を堪能することなく、ただただシャッターを切るのであった。
今回の旅行の話を知人にすると「なんでここまできて温泉入ってないの?」
というつっこみが百発百中で飛んでくるが、後悔はない。

アラサーともなってくると感動することも少なくなってくる。

そんな中、景色を目の当たりにしたときに思わず、「おっ」と声を漏らし、テンションが上がるような光景というのはそう多くはない。

この銀山温泉はその数少ない感動を味わえる。

そして、そんな素晴らしい感動を残せるのが、写真なのである。

写真についてはこっちで語っている。
関連記事>>カメラ初心者が富士フイルムX-A5を購入に至るまでに考えたこと

みよ、この夜景と雪のヤクがのった贅沢な光景を。

銀山温泉

銀山温泉

一通り撮影に満足したとき、ふと時計に目をやると20:00をまわっている。飲食店も軒並み閉店する中、市に戻りつつ、やっている店を検索。辿り着いたのはこちら。

新旬屋 本店 鶏もつラーメン

 

今回の旅行の話を知人にすると「なんでここまできてラーメンなんか食ってるの?」
というつっこみが百発百中で飛んでくるが、後悔はない。

鶏の中華スープを使っている。実はご当地ラーメン。

新旬屋

ラーメンといったらいつもは家系と魚介系にばかりを食べていたので、なんとも新鮮な口あたりが嬉しい。

適当に選んだ店だが、地元の味を楽しめて良かった。
その後、新庄市にとってあったホテルへ戻り、その日は終わり。

後半へ。続きはこちらへお願いします。
【冬の東北旅行記2】丸池様、胴腹滝、玉簾の滝、樹氷を観てきた

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