インデックス投資のような長期前提の投資に向く人ってどんな人でしょうか?
突然話を変えますが、マシュマロ実験って知っていますか。
マシュマロ実験とは?
簡単に概要を説明すると、
マシュマロ1つ食べるのを我慢できたら、2つあげるよ!
ということです。
① 何もない部屋に子どもとマシュマロ1つを放置。
② 大人「15分食べるのを我慢できたらもう一つあげるよ!」
③ どうするかこっそり観察
という内容の実験です。
一応引用すると
子どもは、気が散るようなものが何もない机と椅子だけの部屋に通され、椅子に座るよう言われる。机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもうひとつあげる。私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」と言って部屋を出ていく。
子どもたちの行動は、隠しカメラで記録された。1人だけ部屋に残された子どもたちは、自分のお下げを引っ張ったり、机を蹴ったりして目の前の誘惑に抵抗した。小さな縫いぐるみのようにマシュマロをなでたり、匂いをかぐ者もいた。目をふさいだり、椅子を後ろ向きにしてマシュマロを見ないようにする者もいた。映像を分析した結果、マシュマロを見つめたり、触ったりする子どもは結局食べてしまう率が高いこと、我慢できた子どもは目をそらしたり、後ろを向いたりして、むしろマシュマロから注意を逸らそうとする傾向があることが観察された。すぐ手を出してマシュマロを食べた子供は少なかったが、最後まで我慢し通して2個目のマシュマロを手に入れた子どもは、1/3ほどであった。 引用:Wikipedia
この実験は、「自制心」「セルフコントロール」などと呼ばれている「将来のより大きな成果のために、自己の衝動や感情をコントロールし、目先の欲求を辛抱する能力」
をみるものです。
想像に難くない結果ですが、結果は引用しておきます。
マシュマロを食べなかった子どもと食べた子どもをグループにした場合、マシュマロを食べなかったグループが周囲からより優秀と評価されていること、さらに両グループ間では、大学進学適性試験(SAT)の点数には、トータル・スコアで平均210ポイントの相違が認められるというものであった。ウォルター・ミシェルはこの実験から、幼児期においてはIQより、自制心の強さのほうが将来のSATの点数にはるかに大きく影響すると結論した。2011年にはさらに追跡調査が行われ、この傾向が生涯のずっと後まで継続していることが明らかにされた。 引用:Wikipedia
マシュマロを我慢できる人ほどインデックス投資に向いている!?
この結果を踏まえて、マシュマロをすぐ食ってしまうような人って投資に向いてないと思うんですよね。
マシュマロ実験はセルフコントロールの大切さを説いているわけです。
最近、僕自身投資を始めたわけですが、そもそも、長期投資は目先の上がり下がりなんてどうでもいいわけですよね。
・ちょっと暴落が起きたから含み損が膨らむ前に売却
・やっぱりこっちの投資商品の方がいいのでは??と頻繁に買い換える
みたいなことをやってしまう人は要注意です。
もちろん、それをわかっている人ががほとんどだと思うんですけど、やっぱりいざ暴落が自分の身に降りかかると動揺してしまうものです。
そこをぐっと堪えて、数十年後のリターンを狙ましょう。
マシュマロの誘惑、(含み損)
に耐えて、
2つ目のマシュマロ、(含み益)
を手に入れましょう。
長期投資は目先のリターンではなく、将来のリターンを見越して始めたのではなかったのでしょうか?
自分が信じる投資商品を決めたらどっしり構えて待ちましょう。もはや、投資したことすら忘れていたいものです。
もちろんこのことは、短期的なトレードにも言えることだと思います。
・自分の選定基準に乗る前から、大丈夫だろうと楽観視して購入
・今回ばかりは例外的だと自分に言い聞かせる
そんなのは愚の骨頂です。
己をコントロールする力は、そう易々と手に入るものではないかもしれません。
それでも、むやみやたらに投資商品をこねくり回すのは得策とは言えないでしょう。
自制心がない人はロボアドに全て任せよう
そういう意味では、ウェルスナビのようなロボアドは自制心がない人におすすめかもしれません。
ロボアドは手数料の高さに不満はあるものの、完全放置できる点では、インデックス投資の入門として悪くないのではないでしょうか?
一度、設定してまえば後は何もすることはありません。文字通りロボットにお任せです。
とは言っても、ロボアドの管理画面で含み損を目の当たりにして解約してしまっては意味がないですが笑
僕自身もウェルスナビで毎月積み立てています。
関連記事>>銀行にお金を預けているよりはマシだと思いウェルスナビ始めてみた
それでは。
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