「春」は良い季節ですよね。
節目でもあるこの季節に入学、就職、転勤などを大きな環境の変化を迎える人、また、何か新たなチャレンジのスタート時期として設定する人も多いのではないかと思います。
そんな今日この頃に、環境の変化を不安に思う人、新しいことを始めてみたい気持ちはあるけど、踏み留まっている人に対して、そこに飛び込んでいけるよう背中を押してあげられるポジティブになれる持論、（いわば精神論ですが笑）について書いていきたいと思います。
まず、最初に言いたいのは、
不変であることにもデメリットは潜んでいる
ということです。逆にね。
つい最近読んだ岡本太郎の本の中にこんなことが述べられていました。
人生の岐路に立たされ、決断の時を迫られたとき、自分にとって楽な方、都合のいい方、を選択し続けることであらゆるチャンスを逃すことになる。
楽な道、無難な道を選ぶことは確かに安定と安心を享受できる。一方で挑戦の機会を捨てている。
引用:自分の中に毒をもて
まさにこのこと。
今回言いたいことはだいたいこういうことです。
昔と変わらない、不変というのは、確かに落ち着きを与えてくれます。
実家の戻ったときの安心感、親しい間柄の友人に会うことetc…
しかし、そこにすがり続けるということは、安らぎや安定をもたらしてくれる一方で、マンネリ化によって多くのチャンスを逃し続けているのです。
同じ環境で過ごすことは、楽であり、快適であり、安心できます。何も考えずとも、ルーティン化された日常を機械的ににこなしていけばいいからです。
でも、その居心地の良さに浸っていると、思考する習慣も少なからず、奪われてしまうと思うのですよ。
誰しも変化に対して不安を覚える
とは、言いつつも、新しい環境に放り出されたときって不安ですよね。
地に足つかない感じというか、、、常に周りに気を張っている感じというか、、、
解放された後にどっと疲労がのしかかってきて、すぐさま元の居場所に戻り、愚痴をこぼす。
そんな感じ。あるあるですよね。
けど、その変化は刺激を与えてくれます。
だから、自分にとって挑戦的な環境に身を置き続けることでその度に思考し、人生的経験値が蓄積されていくのです。
どいうことかというと、
新たな環境で自分で考える
その機会を提供してくれていると捉えるのです。
ありがたいことに、その不安な環境は、自発的に考える場を強制的に提供してくれるのです。
環境の変化に尻込みして行動せずにいたら、思考停止気味になってしまいますが、新たな環境に身を置くことは、そこで試行錯誤が生まれるし、直面した問題に対して、強制的に向き合うことができます。
その環境から脱却しようとする、その環境に適応しようとする、なんでもいい、とにかくその場をどうにかしようとする行動、思考は自分自身を成長させることができると思うのです。
そういった革新的な姿勢をもつことで様々な可能性が生まれると思れ、人生はより豊かになっていくことでしょう。
大袈裟なことを言いましたが、その環境でくすぶっていても、永遠にそのままです。
なのでどうせなら、挑戦する道を選んでみてはいかがでしょうか。
そういう話でした。
おしまい。
