社会人になり、年をとるごとに時間の流れってめちゃくちゃ早く感じませんか?
「もう今週も終わりかー」
「もう今月も終わりかー」
「もう今年も終わりかー」
そんなこと言っている間にあっという間に時間が過ぎていきます。
しかし、これにはジャネーの法則という科学的根拠が存在します。
ジャネーの法則
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)と主張したものである。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。 引用:Wikipedia
とあり、どうやらこの現象は気のせいではないと証明されているようです。
では、なぜこんなにも時間が経つのが早いと感じるのか?その理由と対策について考えてみました。
目次
なぜ社会人になると時間がたつのが早いと感じるのか?
新しい体験、感動が少なくなるから
その理由として、新しい体験、感動がなくなることが挙げられます。これらがなくなることであっという間に時間が経ったように感じてしまいます。
単調な生活を送っているほど、時間の流れは早く感じるのです。日々の生活に刺激がなく、平凡な毎日を過ごしているほどその傾向は強まります。
思い返してみると、子供の頃は「1年が結構長く感じた」という人も多いかと思います。
その理由はまさに、新しい体験、感動が多くあったからです。
子供の頃は、否が応でも変化が訪れます。
・中学生から高校生
・誕生日、大晦日、正月、夏休み、運動会、クリスマスなどなど
と子供にとってはイベント全てが新鮮です。
人は新しいことをしていると、その時間が強く意識に残ります。つまり、濃密な時間を過ごしているときほど時間の流れが長く感じます。
しかし、社会人となるとそうもいきません。人生のイベントを大半経験し終えると、そのイベントも日常の雑踏の中に飲み込まれます。
イベントごとも子供の頃ほどワクワクしたり、感動するものではなくなってくるのではないしょうか?
並大抵のことでは心が動かされてなくなってしまうのです。
それに加えて、平日は家と会社の往復ばかりで判を押したように毎日同じルーティンをこなしてはいないでしょうか?
同じことを繰り返し行う非刺激的な生活は、時の流れの感じ方を加速させていきます。
刺激のない毎日を送り続けて、AIにとって変わられてしまいそうな生産性のない仕事をしていると、あっという間に「もう今年も終わりか〜〜」となってしまいます。
そんなの嫌だ。
こうなると人生が前に進んでいる感がなくて、精神的にも参りますよね。
学生の頃と何も変わっていない、成長できてるのかなーなんて思ったりします。
時間の流れをあっという間と感じなくする方法
じゃあどうすればいいのかというと、
新しい体験、感動がなくなることで時間が経つのが、早く感じてしまうのならば、新しい体験、感動を自ら創り出していくしかありません。
新たな体験、感動できる挑戦をする
とはいってもいきなり、そんなことができるかという難しいかと思いますので、できることからやっていきましょう。
まずは意識的に、できるだけ普段の生活に変化をつけていきます。
簡単に始められる小さな挑戦からスタートしていきましょう。
例えば、
・普段は店でご飯を食べる
というようなことを意識的にしていきます。
なんでもいいので、何か選択肢があったときに意識的に普段なら選ばないであろう方を選択していくのです。
そこで新たな体験、感動を模索していくことで、普段なら得られない発見や経験ができる可能性が生まれます。
短いスパンで過去を振り返る
もう一つ考え方について紹介します。それは、過去を振り返る時に短いスパンで過去を振り返ってみましょう。
例えば、年の終わりにざっくり「今年一年どんな年だったかな?」と振り返ると「あれ、何もしてない・・・」となります。
しかし、考え方を変えて、細かく過去を振り返っていきます。
・「午前中は何をした」
・「昨日は何をした」
・「一昨日は何をした」
・「先週は何をした」
とスパンを区切っていけば、意外と色々なことに取り組んでいる事実に気づけたりもします。
スケジュール帳を見返したり、日記をつけるのも効果的です。
何かをした、前進している実感を得ることで人生に対するモチベーションを高めることができます。
時間がたつのが早いと感じる理由と対処法のまとめ
改めて、社会人になると時間が経つのが早く感じる理由は、
その解決方法は、
・新たな挑戦、体験をすること
・短いスパンで過去を振り返る
です。
それでは。
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